脳によい脂肪と悪い脂肪の違い|記憶力・集中力を高める食生活の基本

脳によい脂肪と悪い脂肪の違い|記憶力・集中力を高める食生活の基本

脳の機能を高める脂肪と、逆に記憶力や集中力を低下させる脂肪の違いを解説。DHA・EPAの役割や、食生活を無理なく改善する考え方を紹介します。

脳によい脂肪と悪い脂肪を知り、食生活を見直そう


脳は約60%が脂肪で構成されている臓器です。



つまり、


どの脂肪を摂るかで、脳の性能が変わる



と言っても過言ではありません。



脳の機能を高める脂肪



まずは、脳に良い影響を与える代表的な脂肪を整理します。



DHA(ドコサヘキサエン酸)



DHAはオメガ3脂肪酸の中でも、


最も脳に直接作用すると考えられている脂肪酸



です。


  • 記憶力の向上
  • 集中力の維持
  • 神経細胞の柔軟性向上



魚、特にマグロなど青魚の頭部や脂の多い部分に多く含まれています。



EPA(エイコサペンタエン酸)



EPAもオメガ3脂肪酸の一種で、


  • 血流改善
  • 炎症の抑制
  • 脳への栄養供給サポート



といった働きがあります。



EPAはDHAとセットで摂取することで、より効果的とされています。



アルファ・リノレン酸



亜麻仁油、くるみ、野菜などに含まれる脂肪酸です。



体内でDHA・EPAに変換されますが、


変換効率はそれほど高くありません



そのため、補助的な脂肪と考えるとよいでしょう。



単価不飽和脂肪酸(オメガ9)



オリーブオイルに多く含まれる脂肪酸です。


  • 抗酸化作用
  • 細胞膜の安定化



が期待でき、脳に悪影響を及ぼす可能性は低いとされています。



脳の機能を低下させる脂肪



次に、過剰摂取に注意すべき脂肪です。



動物性の飽和脂肪



肉、バター、チーズなどに多く含まれます。



適量であれば問題ありませんが、


現代人は摂りすぎになりやすい



という問題があります。



水素添加処理された植物油



マーガリン、マヨネーズ、加工食品に多く含まれます。



これらは、


  • 代謝の乱れ
  • ホルモンバランスへの悪影響



を引き起こす可能性があります。



トランス型脂肪酸



ファーストフードや揚げ物、加工食品に多く含まれます。


記憶力低下・集中力低下との関連を示す研究も多い



ため、意識的に避けたい脂肪です。



脂肪が脳に影響する理由



脂肪の違いによる影響を簡単にまとめると、


  • 悪い脂肪 → 細胞膜を硬くする
  • 良い脂肪 → 細胞膜を柔軟に保つ



という違いがあります。



特にDHAは、


セロトニン量を高め、精神安定や睡眠にも関与



すると考えられています。



食生活の見直し方



魚や野菜中心の日本食をベースにしている人は、



比較的問題が少ないでしょう。



一方で、


肉料理・加工食品中心の食生活



の場合は、意識的な改善が必要です。



現実的な対策


  • 魚を週に数回取り入れる
  • オリーブオイル・亜麻仁油を活用する
  • 加工食品を減らす



とはいえ、毎日魚を食べるのは簡単ではありません。



DHA・EPAサプリメントの活用



実際には、


食事だけで十分なDHA・EPAを摂るのは難しい



のが現実です。



そのため、


  • DHA・EPA配合
  • トランス脂肪酸フリー



のサプリメントを補助的に使うのは合理的です。



まとめ


  • 脳は脂肪でできている
  • 良い脂肪は脳機能を支える
  • 悪い脂肪は記憶力・集中力を低下させる
  • 食事+サプリで無理なく改善



まずは、


脂肪の質を変える



という視点で、食生活を見直してみてください。