勉強していると、必ずと言っていいほど訪れるのが
「どうしても理解できない」という瞬間です。
この状態に陥ったとき、
多くの人が間違った対応をしてしまいます。
まず知っておくべき前提
理解できない=能力が低いこれは完全な誤解です。
理解できないのは「異常」ではなく
学習プロセスの一部
むしろ、理解できないと感じている時は、
脳が新しい構造を作ろうとしている途中段階です。
理解できない原因は大きく3つ
原因① 前提知識が足りていない
多くの場合、
「その部分」だけが分からないのではありません。
実際には、
- 用語の意味が曖昧
- 基礎概念が抜けている
- 前の章の理解が不十分
といった
土台の欠如が原因です。
原因② 情報量が多すぎて処理できていない
テキストを真面目に読もうとするほど、
一度に大量の情報を入れてしまいがちです。
脳はマルチタスクが苦手なため、
処理しきれなくなると「分からない」という感覚が生まれます。
原因③ 理解しようとしすぎている
意外かもしれませんが、
「完璧に理解しよう」とすると、
逆に理解できなくなります。
これは思考が硬直し、
全体像を見失っている状態です。
理解できない時に絶対やってはいけないこと
- 長時間同じ箇所で考え続ける
- 自分を責める
- 根性で理解しようとする
これらはすべて、
学習効率を大きく下げる行為です。
理解できない時の正しい対処法
対処法① いったん飛ばす
最も有効で、最も抵抗を感じる方法がこれです。
後の内容を学ぶことで、
前の部分が自然に理解できることは非常に多いです。
理解は
直線的ではなく、
後からつながるものです。
対処法② 分解して「何が分からないか」を特定する
「分からない」をそのままにしないことが重要です。
以下のように分解してください。
- 用語が分からないのか
- 文章の構造が分からないのか
- 前提知識が分からないのか
原因が特定できれば、
やるべきことは一気にシンプルになります。
対処法③ 自分の言葉で言い換えてみる
理解できていない時は、
他人の言葉をそのまま追っています。
完璧でなくて構いません。
多少間違っていてもいいので、
自分の言葉に変換してみてください。
対処法④ 図・箇条書き・マインドマップにする
文章で理解できない場合、
構造が見えていない可能性が高いです。
その場合は、
- 箇条書きにする
- 簡単な図にする
- マインドマップにする
など、
形を変えることが有効です。
対処法⑤ 一晩寝かせる
脳は睡眠中にも情報を整理しています。
どうしても分からない場合は、
その日は切り上げて寝るのも立派な戦略です。
翌日、驚くほどすんなり理解できることも珍しくありません。
理解できない時こそ成長している
理解できないと感じる瞬間は、
成長が止まっているサインではありません。
合格者や成果を出している人は、
例外なくこの「分からない期間」を通過しています。
まとめ
- 理解できないのは正常なプロセス
- 飛ばす・分解する・形を変える
- 完璧理解を求めない
- 時間と睡眠も学習の一部
理解できない時に正しく対処できる人ほど、
最終的に大きく伸びます。
焦らず、止まらず、前に進み続けてください。