しっかり記憶するには情報量を減らそう|強い記憶を作る3つのコツ

しっかり記憶するには情報量を減らそう|強い記憶を作る3つのコツ

記憶力を高めるには、ただ量を増やすだけでは不十分。情報量を意図的に減らし、思い出しやすい「強い記憶」を作る3つの具体的な方法を解説します。

しっかりとした記憶を作るには情報量を減らそう!!

しっかりとした記憶を作るには情報量を減らそう!!

記憶力を高める、記憶できる量を増やすことは重要です。

しかし同時に、 記憶する量を意識的に減らすことも非常に重要になります。

なぜなら、記憶とは 「情報を取り入れること」だけではなく、 必要なときに引っ張り出せることまで含めて ワンセットだからです。

いくら大量の情報を取り込んでも、 思い出せなければ、 試験などではほとんど役に立ちません。

人は無意識に情報を減らして記憶している

とはいえ、通常の人であれば、 無意識のうちに情報を絞って記憶しています。

どういうことかと言えば、

情報の特徴だけを取り出し、 過去の記憶とマッチさせようとする

ということです。

これは「理解しようとする」ことでもあります。

しかし、無意識に任せきりにすると、 どうしても自分の知識量に依存してしまい、 記憶量の伸びは緩やかになります。

そこで必要になるのが、 意識的な工夫です。

ポイント① より明確に言葉化する

人の認識は、基本的にかなり大雑把です。

例えば、知らない犬種の犬を見ても、 「犬」という理解はすぐにできます。

4本足で鳴き声が似ていて、 過去に見たことがある―― そんな特徴を瞬時に抽象化しているからです。

ただし、その結果、

犬種・原産国・歴史などの 具体的な情報は切り捨てられています

つまり、抽象化するほど 情報量は減っているわけです。

試験勉強でテキストを漫然と読むだけでは、 曖昧な記憶しか残らない理由もここにあります。

これを改善する方法は、次の2つです。

  • 時間をかけて調査・比較する
  • 回数を増やして気づきを拾う

ゆっくり深く進めるか、 速読で何度も全体を把握するか。

中途半端に時間をかけて 100ページを漫然と読むことが、 最も効率の悪い方法です。

ポイント② 先に「箱」だけ作る

次の方法は、 先に箱だけ作るという考え方です。

試験勉強で言えば、 テキストや参考書の目次だけを覚える方法です。

目次は本文の内容を 一言で抽象化したものです。

知識は階層構造になっているため、 まずは上位概念(本質)を押さえることが重要です。

見出し=箱 本文=中身

先に箱を覚えておくことで、 後から入ってくる情報が整理されやすくなります。

結果として、 少ない情報量で全体を把握できるようになります。

ポイント③ できるだけ情報を遮断する

強い記憶を作るためには、 無駄な情報をできるだけ減らすことも重要です。

特に試験前の数か月は、

  • テレビ
  • 漫画
  • 感情を強く動かす娯楽

これらは控えめにした方がよいでしょう。

映像やストーリーは 非常に強い記憶を作ります。

その結果、 本当に覚えたい内容が埋もれてしまったり、 集中力が落ちてしまうことがあります。

できるだけ情報を遮断し、 感情を穏やかに保てる生活を意識することが、 結果的に記憶力を高めます。

まとめ

記憶力を高めるためには、

  • 情報を言葉で明確にする
  • 先に箱(本質)を作る
  • 不要な情報を遮断する

この3つを意識することが効果的です。

勉強の進度や試験までの期間によって 使い分ける必要はありますが、 取り入れられる部分から試してみてください。

自分の状況に合わせて、 上手に応用していきましょう。