

覚える量が多いとき、いちばんしんどいのって「量」よりも、バラバラに見えることなんですよね…。
同じ30個でも、まとまりがあると不思議と入ります。
それを作るのがチャンク化です。
合言葉はシンプルで、「3つの塊にする」。これだけで一気に扱いやすくなります。
チャンク化は、情報を意味のある塊として扱う工夫です。
電話番号を「09012345678」って覚えるより、「090 / 1234 / 5678」って区切る方がラク。あの感じです。
ポイントは、単に区切るだけじゃなく“ラベル(名前)”を付けること。
「Aグループ=原因」「Bグループ=対策」「Cグループ=注意点」みたいに、まとまりに意味があると一気に思い出しやすくなります。
ルール1:まず「見出し」を3つ作る
迷ったら、この3つが鉄板です。
①何の話?(定義) / ②どうなる?(仕組み・因果) / ③どうする?(手順・対策)
ルール2:各チャンクは「3〜5個」に抑える
1チャンクに10個入れると、ただの箱詰めになりやすいです。
どうしても多いなら、サブチャンクを作って2段にします。
ルール3:「順番」があるなら矢印にする
手順や流れは、箇条書きより矢印にした方が定着しやすいです。
“並び”がそのまま記憶の手がかりになります。
たとえば「覚える項目が12個ある」場面。
そのまま12個を覚えにいくと、途中で頭が疲れます。
そこで、3チャンクに分けてラベルをつけるだけ。
| そのまま(つらい形) | チャンク化(ラクな形) |
|---|---|
| 12個を1列で覚える(途中で抜ける) |
①定義(4個) ②仕組み(4個) ③対策(4個) |
思い出すときは、まず「③対策は何だっけ?」みたいに箱(ラベル)から入れます。
入口があると、記憶が迷子になりにくいです。
小テスト(30秒)
いま覚えたい範囲を思い浮かべて、次の順に言えるか試してみてください。
①ラベル3つ → ②各ラベルの中身3個 → ③最後に全体を1行
| ありがち | 修正 |
|---|---|
| 分けたのに、ラベルが抽象的(A/B/C) | ラベルを動詞か役割にする(原因/流れ/対策) |
| チャンクの数が増えすぎる | まず3箱に戻す。入りきらない分はサブ箱で2段にする |
ちょっと独り言。
「チャンク化って、勉強が上手い人の才能」みたいに見えるけど、実際は箱を作る癖だけなんですよね。慣れると一気にラクになります。
Q:3つに分けると雑になりませんか?
A:最初は粗くてOKです。入口ができるだけで、思い出しやすさが上がります。細かさは後で足せます。
暗記が苦しいときは、「量を減らす」より先に、まとまりを作るのが近道になりやすいです☺