デュアルコーディング記憶法|「文字×図」で忘れにくくする1枚設計

デュアルコーディング記憶法|「文字×図」で忘れにくくする1枚設計

デュアルコーディング(文字×図)で覚えやすくするやり方を、1枚ノートの型で解説。何を図にして、どこに置き、どう復習すれば定着するかまで具体化。

デュアルコーディング記憶法|「文字×図」で忘れにくくする1枚設計

暗記って、がんばって読んだのに「翌日ほぼ空っぽ」みたいなこと起きますよね…。
それ、努力不足じゃなくて “脳が覚えやすい形に変換できてない”だけのことが多いです。

デュアルコーディングは、情報を 文字(言語)図(イメージ) の2系統で持つ方法。
しかも難しい絵は不要で、「棒人間+矢印」くらいで十分効きます。

デュアルコーディングが効く理由

人は、文章を読むとき 頭の中で「言葉の処理」をします。
いっぽう、図やイメージを見ると 「空間・形の処理」が働きます。

デュアルコーディングは、この2つを同時に使うから強いです。
文字だけだと、思い出す手がかりが「言葉」しかない。
図があると、思い出す入口が増えるんです。

さらに、図と文字を離して置くより、近くに置いた方が理解しやすい…という考え方もあります。
なので「図はノートの隅に一枚」より、文字の近くに小さく添えるのがコツです。

1枚設計の“型”(テンプレ)

1枚のレイアウト(おすすめ)

  • 中央:テーマの結論(1行)
  • 左:キーワード3つ(短い言葉で)
  • 右:キーワードに対応する“超シンプル図”3つ
  • 下:自分で出すテスト(3問)
図にするのが向くもの 図にしづらいもの
手順/因果(A→B)/分類(3つに分ける)/比較(AとB)/注意点 文章の言い回しそのもの(文学)/例外だらけの暗記事項だけ

図は“上手さ”じゃなくて思い出すためのフックです。棒人間と矢印で十分。
逆に、凝って描くほど時間を取られて本末転倒になりやすいです。

作り方:手順は3ステップ

Step1:キーワードを3つに絞る

いきなり全部は入れません。
「覚えると得する核」を3つだけ選びます。迷ったら、問題集で問われやすい所でOKです。

Step2:各キーワードを“1アイコン”に変換

例)「原因」=火種、「結果」=煙、 「予防」=盾、みたいに単純で大丈夫です。
大事なのは自分が見て一瞬で思い出せること。

Step3:下に“自分テスト3問”を置く

ここがいちばん効きます。
「思い出す練習」を入れると、ただのまとめノートが“定着ノート”に変わります。

  • Q1:このテーマの結論を1行で言うと?
  • Q2:キーワード3つを順番に言うと?
  • Q3:落とし穴(やりがち)を1つ言うと?

失敗パターンと直し方

うまくいかない例 直し方(最短)
図が大きすぎて、描く時間が長い 図は5秒で描けるレベルに落とす(棒人間+矢印)
1枚に情報を詰め込みすぎる 「核3つ+自分テスト3問」だけ残して削る
見返しても思い出せない 下の自分テストを毎回やる(見ただけにしない)

“まとめる”より、“思い出す”が強いです。
ノートはきれいじゃなくていいので、自分テストの欄だけは残してくださいね。

質問と回答

Q:絵が苦手でも効果ありますか?

A:あります。上手さじゃなく「思い出す合図」が目的です。棒人間で十分です。

Q:色ペンは必要?

A:必須ではありません。使うなら「結論だけ同じ色」くらいに絞ると迷いにくいです。

もし今、ノートが増えすぎて管理が大変なら、まずは1テーマ1枚だけ作ってみてください。
“思い出せる感覚”が出たら、そこから増やす方が気持ちがラクです☺