

速く読みたいのに、頭の中でつい音読してしまって、スピードが上がらない…。
あるあるです。
ただ、ここで「音読を消すぞ!」と力むほど、読みが不安定になることもあります。
実は、サブボーカリゼーション(頭の中の音読)は理解に関係する面もあるので、
消すより、使い分けるほうが安全で現実的です。
結論から言うと、悪ではないです。
文章の種類や難しさによっては、頭の中の音読(あるいはそれに近い処理)が理解や記憶を支えている可能性があります。
たとえば、読みながら声に出す作業(同時発話)を入れると、内容理解が落ちるという報告もあります。
つまり、内部の音声処理には意味がある場面がある、という見方もできます。
モードA:理解モード(音読あり)
難しい文章、論理が大事な所、初見の概念。
ここは無理に速くせず、音読が出てもOKにします。
モードB:要点モード(音読を薄く)
目的は「意味をつかむ」。
1文ずつ声で追うより、句読点ごとに意味の塊で読む感じに寄せます。
モードC:探索モード(音読なし寄り)
目的は「探す」「当たりをつける」。
見出し・太字・結論を拾う。音読を消すより、読む量を絞る方が速いです。
| 目的 | おすすめモード |
|---|---|
| 理解を深めたい | モードA |
| 要点だけ押さえたい | モードB |
| 情報を探したい | モードC |
速読がうまい人って、いつも速いわけじゃなくて、読む目的で速度を変えるのが上手いです。
だから「音読を消す」より先に、モードを分ける方がラクです。
これをやると「速さ」と「理解」がケンカしにくいです。
音読を無理に消すより、読む場所を切り替えるほうが、読み疲れも減りやすいです。
| 起きやすいこと | 直し方 |
|---|---|
| 速くしたら内容が入らない | 難所だけ理解モードに戻す(速さを固定しない) |
| 戻り読みが増えて遅くなる | 先に見出しで地図を作る→段落の結論だけ拾う→必要な所だけ読む |
戻り読みは“悪い癖”というより、理解の補助として出ることもあります。
なので、戻り読みをゼロにするより、減らしたい所だけ減らすのが現実的です。
Q:音読が多いのはダメですか?
A:ダメではないです。大事なのは「目的の文章で必要な理解ができているか」です。速さが必要な場面だけ、要点モードや探索モードを増やすのがコツです。
速読は「全部を速く読む」じゃなくて、「目的に合わせて読む」技術です。
音読を消すより、読むモードを切り替えるほうが、結果が安定しやすいです☺